精進料理とは? 白清庵は精進料理を学ぶ料理教室です。 「精進料理」と聞いて多くの方は、 ・野菜だけを使った料理。 ・お寺で食べる料理。 などが思い浮かぶのではないでしょうか? 本来、精進料理の「精進」とは ①ひたすら仏道修行に励むこと ②心身を浄め、行いを正すこと ③肉食せず、菜食をすること ④一所懸命に努力すること という意味があります。 現在、「精進」という言葉は、③の菜食をすること、④の努力すること、の意味で使われていますが、 「精進料理」とは「精進」という言葉の意味全てを含む料理で、 その根底に仏教哲学がある、仏道修行(悟るため、あるがままを受け入れるため)の一環として作る料理なのです。 料理を通して、自分や食べてもらう人、野菜の命、それを育んでくれた自然、使う道具、など 全てのものを大切にする気持ちを学ぶのが「精進料理」なのです。 精進料理は仏教の思想による生き物を殺さないという 憐みの心を表した料理です。 そのため、追いかけて逃げる生き物は食材に使いません。 その他にも五葷(ごくん)という五種類の匂いの強い野菜は使いません。 ・にら・にんにく・らっきょう・浅葱・ねぎ(玉ねぎも含む) 主にねぎ類、食べた後しばらく臭いが身体に残るものが五葷と言われています。 蜂蜜や牛乳は宗派により使用は認められていますが、 白清庵では動物性食材を一切使用しておりませんので、 ヴィーガンの方でも安心してお越しください。 また、使用する食材もほぼ無農薬、無化学肥料の自然栽培、有機栽培の野菜で 調味料も全て丁寧に作られたものを使用しております。 食材から心がこもっていますので、食べると心も身体も満たされます。 イベントや出張教室に対応